絵柄を揃えて当たりを狙うスロットは、日本でも広く知られているカジノの定番中の定番です。
コインを投入してリールを回し、図柄が揃えば配当が受け取れるというシンプルなゲームとなっています。
スロットの歴史
スロットの歴史は1800年代後半にまで遡り、当初は競馬ゲームのようなプレイスタイルでした。
現在のリール式になったのは後のことで、1800年代が終わりを迎えようとしていた頃に、図柄を揃えるスタイルが誕生しています。
基本的な仕組みは現在のものと変わっていませんから、スロットには誕生から100年以上の歴史があることになります。
当時は配当ではなく景品が賞品で、ビールや葉巻が人気だったようです。
アナログだった仕組みが電子化されたのは1980年代に入ってからで、その後は視覚的な演出の幅が広がり派手になりました。
近年の大きな変化といえば、ジャックポットという大当たりの仕組みが導入され、多くのカジノに広まったことでしょう。
数千万や億単位の配当が出たケースもあるので、まさに夢が大きくなったといえます。
19世紀の初めにはゲームの基本形が完成したルーレット
数字を選びチップを賭けるルーレットは、実はスロットよりも先に誕生しており、19世紀の初めにはゲームの基本形が完成しました。
ルーレットの語源は小さな輪を意味するフランス語で、発祥の地のフランスに由来します。
ちなみに、類似のマネーホイールはルーレットにあたらないので、このゲームをルーレットと呼ぶのは間違いです。
ルーレットの原型はイタリアのゲームで、テーブルにチップを置くスタイルは、哲学者や数学者でも知られるフランスのパスカルが考案したとされます。
現在はヨーロピアンやアメリカン、メキシカンといったいくつかのスタイルに分かれておりプレイする地域によって微妙に異なりますが、基本的な部分は共通となっています。
ゲームの流れとしては、ディーラーがゲームの開始を告げると、その時点でプレイヤーがそれぞれ当たりを予想してチップを置いていく形です。
チップはディーラーがベット終了を宣言するまで、ボールが回転している間に賭けることができます。
置いて手を離したチップにもう一度触れたり、不正が疑われるような行動をするとチップが没収される恐れがあるので、一度決めて置いたら触れないのが基本です。
これはカジノゲーム全般に共通するポイントで、楽しくゲームをプレイする為のマナーでもあります。
トランプを使った定番ゲーム
カジノではトランプを使ったゲームも定番で、ポーカーはルールを知らない人の間でも名前が広く知られていますし、ブラックジャックも安定の人気を誇ります。
世界的にはバカラというカードゲームが大人気ですし、カジノの王様と表現されることもあるほどです。
バカラは仮想上のプレイヤーとバンカーのいずれかに賭けるゲームで、勝利する方を予想してベットを行うだけと簡単です。
ゲームの進行が快適でスピーディーですし、盛り上がりやすいので熱狂する人が少なくないのも頷けます。
勝敗はプレイヤーとバンカーのいずれかの勝利で決まるので、勝率は約50%で配当は2倍と分かりやすいです。
初心者から上級者までカバーする懐の深さですから、経験や実力に関係なく、誰もが純粋に楽しめるゲームです。
ビギナーズラックも珍しくありませんし、戦略を立てて勝ちを積み重ねたり、長く遊び続けるといったことも可能です。
まとめ
カジノは歴史ある娯楽ですが、時代と共に着実に進化していますし、近年になってもそれは続いています。
2000年代はオンラインサービスの普及が加速していて、日本からでも海をこえて本場で遊ぶことができる時代です。
スロットマシンもライブゲームも臨場感たっぷりに楽しめますから、リアルの施設に足を運ばなくても、本場に限りなく近い環境で体験することができます。